ジェクトワン、蕨市・埼玉りそな銀行と協定　空き店舗を有効活用

ジェクトワン（東京都渋谷区）は11月14日、埼玉県蕨市、蕨商工会議所（埼玉県蕨市）、埼玉りそな銀行（さいたま市）と「空き店舗等の有効活用等の促進に関する協定」を締結したと発表した。

（左から）蕨商工会議所会頭 牛窪啓詞さん、蕨市市長 賴髙英雄さん、ジェクトワン代表取締役 大河幹男さん、埼玉りそな銀行代表取締役社長 福岡聡さん

同社の空き家活用スキームを利用し、蕨市と蕨商工会議所、埼玉りそな銀行が持つ空き店舗や所有者・利用者情報を4者が共有することで、蕨市内商店街の空き店舗等の有効活用と、地域経済の活性化を目指す。蕨市・蕨商工会議所が中心となって情報を収集し、埼玉りそな銀行の相談・支援のナレッジと、同社の空き家活用のノウハウを用いて、空き店舗所有者と利用者をマッチング。同社が展開する「アキサポ」によって、リノベーション工事、建物管理をスムーズに実施する。蕨市はセミナー等で普及啓発も促進する。

同市は東京から近く、さいたま市などとも隣接し、交通利便性に優れていることから、空き店舗を利用したにぎわいや交流の場の創出が期待できるという。今回、自治体・民間企業と地域の空き家対策支援に取り組む埼玉りそな銀行と、空き家解決サービス「アキサポ」を展開する同社と連携し、さらなるまちの活性化を図っていく。

「アキサポ」は、空き家を借り受け、リノベーション工事を全額費用負担で行い、一定期間転貸する空き家解決サービス。地域のニーズに合わせた空き家活用を提案し、空き家の再生を通じて地域コミュニティの活性化に貢献している。

同協定スキーム図　作成：埼玉りそな銀行

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