総務省が9月25日に公表した令和5年住宅・土地統計調査の結果によると、23年10月1日時点における日本の総住宅数6504万7000戸(2018年比4.2%増)に対し、空き家は900万2000戸に。空き家率は13.8%となった[グラフ1]。戸数、空き家率ともに過去最高を記録した。また、空き家数は1993年の約2倍に増加した。
[グラフ1]空き家数・空き家率の推移(全国) |
[グラフ2]持ち家数と借家数、持ち家率の推移(全国) |
所有関係別では、持ち家が3387万6000戸で持ち家率は60.9%に[グラフ2]。18年からは0.3ポイント減だが、1993年からの30年間ではほぼ横ばいで推移している。専用住宅における延べ床面積は90.86㎡で、一戸建てでは126.32㎡。18年からは減少した。
空き家のうち、賃貸・売却用や二次的住宅(別荘など)を除く、いわゆるその他の空き家は385万6000戸で、18年からは36万9000戸増加した。総住宅数に占める割合は5.9%。また・・・
この記事は新建ハウジング11月20日号6面(2024年11月20日発行)に掲載しています。
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