大東建託(東京都港区)は11月14日、アメリカ合衆国において、取得した物件をリノベーションして販売する買取リノベ再販事業を始動すると発表した。
第1号案件として、カリフォルニア州ロサンゼルス郡レドンドビーチの木造2階建て賃貸住宅8棟32戸を取得。大規模リノベーションを実施し、2024年末以降、同社グループのオーナーや事業者、投資家へ順次販売するとともに、販売後の管理受託を予定している。
同社は、国内で蓄積してきたサービスと賃貸経営のノウハウを海外に展開するため、7月に現地法人Daito Kentaku USA, LLCの駐在事務所をロサンゼルス エルセグンドに開設した。今後は、現地ネットワークを構築し、現地法人を通じて不動産を取得。リノベーションによるバリューアップと、管理・運営・売却までを一気通貫で行う買取リノベ再販事業の拡大を図る。2027年3月期に売上高100億円、2029年までに世界一の管理戸数150万戸(海外5万戸)を目指す。
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