日本ムービングハウス協会(札幌市)はこのほど、石川県珠洲市および中能登町の複数の仮設住宅団地の整備が完了したと発表した。
同協会と協会加盟企業各社は、能登半島地震の復興支援を積極的に行っており、これまで仮設住宅団地、復興作業員用宿舎、仮設学生寮、仮設店舗などを整備してきた。今回新たに、珠洲市上戸町(8戸)、狼煙町(4戸)、野々江町(12戸+8戸)、正院町(36戸+集会所1戸)と、中能登町良川(10戸)の仮設団地を整備。9月末から10月末にかけて順次完了検査を受け、合計78戸の引き渡しが完了した。
珠洲市蛸島町の団地では追加住戸の整備を進めており、11月以降順次完成する予定。
同協会は、可能な限り速やかに、より多くの被災者に安心した生活基盤を提供できるよう、全国のムービングハウス製造工場で増産体制を整えている。
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