パナソニック エレクトリックワークス社(大阪府門真市)は、「空間の価値を高める美しさ」と「環境への貢献」を追求した配線器具、照明器具などの電気設備製品郡「Archi Design(アーキデザイン)」を、11月から本格展開する。住宅からオフィスや店舗などの非住宅施設まで幅広く対応する。
アーキデザインは、視覚的なノイズを徹底的に減らすことを目指したデザインを特長とし、余計な線や点などを排除。水平面、垂直面を意識した直線的なデザインや、天井や壁との調和を意識した色や質感で電気設備を建築の背景に溶け込ませる。また、使用材料の低減や梱包の最適化など、多角的な視点から環境負荷軽減にも取り組んだ。製品の小型化やモジュール設計による部品点数の削減などにより、使用材料の低減を進め、梱包の表現内容の最適化によるインク使用料の削減や、取扱説明書の電子化など、製品本体だけにとどまらない環境への配慮も行っている。
空間全体で電気設備の統一感が出せ、製品を選定しやすいラインアップを目指し、順次製品を展開していく。同社は、アーキデザインで、電気設備が空間に調和する「心地よい空間」の創出と環境負荷軽減に貢献していくとしている。
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