厚生労働省が11月7日公表した2024年9月分の「毎月勤労統計調査」(速報)結果によると、建設業(事業所規模5人以上)の月間現金給与総額は38万5379円で、前年と比べて5.4%の上昇。このうち決まって支給される所定内給与は34万2825円(同3.6%増)、残業手当や休日出勤手当などの所定外給与は2万3179円(同7.4%減)、特別に支払われた給与1万9375円(同92.9%増)となった。
建設業のうちパートを除く一般労働者の給与総額は39万9986円(同5.5%増)。内訳は、所定内給与が35万5368円(同3.7%増)、所定外給与が2万4326円(同7.6%減)、特別に支払われた給与が2万292円(同94.2%増)となった。
建設業の総実労働時間は前年比3.8%減の161.2時間、所定外労働時間(残業・休日出勤など)は11.4%減の12.4時間、出勤日数は0.8日減の19.7日。パートを除く一般労働者の総労働時間は3.8%増の165.4時間、所定外労働時間(残業・休日出勤など)は11.6%減の13.0時間、出勤日数は0.8日増の20.0日となっている。
建設業の労働者数は253万7000人で前年比0.6%の増加。パート比率は5.18%で0.23ポイント減少した。入職率は0.77%(同0.01ポイント増)、離職率は0.94%(同0.05ポイント減)だった。
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