国土交通省・経済産業省・環境省の3省連携で行う「住宅省エネ2024キャンペーン」の交付申請の予約受付が11月30日で終了する。交付申請は12月1日以降も予算上限に達するまで引き続き提出できる。最終受付は12月31日まで。
11月8日午前0時時点の予算に対する補助金申請額の割合は、「子育てエコホーム支援事業」の新築が68%、リフォームが66%、「先進的窓リノベ2024事業」が46%、「賃貸集合給湯省エネ2024事業」が3%となった。
新築・既存住宅を対象とした「給湯省エネ2024事業」の達成割合は79%で、このうち電気温水器・電気蓄熱暖房機の撤去に対する加算措置は93%に達した。撤去加算は間もなく予算の100%に達すると予想されるが、到達した時点で交付申請(予約含む)の受付を終了する。ただし撤去加算終了後も、同事業および他事業への申請は可能となっている。
「窓リノベ支援室」を案内
環境省は「住宅省エネ2024キャンペーン」が12月末で終了することに伴い、「先進的窓リノベ2024運営支援室」の活用を呼び掛けている。
運営支援室は、各種調査や地方自治体からの相談対応を行う窓口。主に地方自治体からの相談・照会対応や窓・ガラスメーカーとの情報連携を行っているため、工事施工者や工事発注者からの問い合わせには応じていないが、窓断熱リフォームのメリットをまとめた広報用チラシの配布や、特集動画の配信など、断熱リフォームに役立つ情報を公開している。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。