厚生労働省が10月29日に公表した2024年9月分の一般職業紹介状況によると、建設業(採掘含む)の有効求人倍率は5.20倍で、前年同月比で0.19ポイント低下。新規求人倍率は8.70倍で、同0.13ポイント低下した。全産業の有効求人倍率は1.24倍、新規求人倍率は2.22倍で年間を通じてほぼ横ばいに推移している。
職種別の有効求人倍率は、建築・土木・測量技術者が5.64倍(0.05ポイント減)、建設躯体工事従事者が8.84倍(0.33ポイント減)、その他建設従事者が4.68倍(0.35ポイント減)、電気工事従事者が3.24倍(0.01ポイント増)、土木作業従事者が6.30倍(0.07ポイント減)と、電気工事従事者を除くすべての職種で低下した。
建設業の新規学卒者を除く一般新規求人数は7万3458人で、前年同期比7.4%減少。このうち常用は6万7857人(同6.7%減)、臨時・季節は1197人(同28.1%減)、パートタイムは4404人(同10.1%減)だった。
就職件数、電工を除き減少
職種別の有効求人数は、建築・土木・測量技術者が5万8411人(3.1%減)、建設躯体工事従事者が1万9398人(6.4%減)、その他建設従事者が3万570人(5.1%減)、電気工事従事者が1万9560人(0.6%増)、土木作業従事者が4万2284人(5.7%減)となった。
就職件数は2015人で、建築・土木・測量技術者が550人(4.5%減)、建設躯体工事従事者が224人(3.0%減)、その他建設従事者が518人(7.7%減)、電気工事従事者が410人(5.7%増)、土木作業従事者が863人(5.3%減)となっている。
紹介件数は建築・土木・測量技術者が2141人、建設躯体工事従事者が452人、その他建設従事者が1248人、電気工事従事者が1005人、土木作業従事者が1723人だった。
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