大手銀行5行は10月31日、11月の住宅ローン金利を発表した。代表的な固定期間10年の基準金利をそろって引き上げた。参考とする時期の長期金利が上昇傾向にあったことを反映した。一方、短期金利に連動する変動型は5行とも基準金利を据え置いたが、りそな銀は最優遇金利を引き下げた。
10年固定の最優遇金利は、三菱UFJ銀行が0.01%引き上げ1.12%、三井住友銀行が0.10%引き上げ1.80%、三井住友信託銀行が0.12%引き上げ1.495%、みずほ銀行が0.05%引き上げ1.40%、りそな銀行が0.11%引き上げ1.695%となった。
一方、変動の最優遇金利は大手4行が据え置いたが、りそな銀は0.10%引き下げて0.390%に変更。ウェブ経由の申し込みに限る対応だが、低金利を売りに利用者獲得を狙う。
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