漆喰や珪藻土など塗り壁は人気だがコストがかかる。しかし安価でもビニールクロスは避けたい―そう考える工務店にすすめたいのが和紙壁紙だ。単価もビニールクロスと大差ない。和紙壁紙を、コストコントロール手法として積極的に提案している山口工務店(新潟県阿賀野市)専務・山口雅和氏に取材した。
ビニールクロス同等のコストで使える自然素材・和紙
◉同社が採用する内装の仕上げ材は自然素材のみ。壁・天井は和紙壁紙、塗り壁(漆喰、珪藻土)、板張り(シナベニヤ、羽目板など)の3パターン
➡和紙壁紙は最も安価な仕上げ材。客出し価格では、和紙は高くても1m当たり700円未満でビニールクロスとそう変わらない。対して漆喰・珪藻土は和紙の2~3倍。板張りは、板自体は安価だが大工手間がかかる
➡壁や天井は施工面積が広いため価格への影響が大きい。塗り壁から和紙壁紙への変更を提案しコストをコントロールする
◉主に使っているのは・・・
この記事の続きは、『新建ハウジング別冊・月刊アーキテクトビルダー11月号(2024年10月30日発行)『フツーの壁紙[超]デザイン術』(P.28〜)でご覧ください。
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