(財)建築環境・省エネルギー機構は、第2回サステナブル住宅賞の受賞住宅9点を発表した。
同賞は、平成17年9月国土交通省主催の「2005 サステナブル建築世界会議東京大会にあわせ実施した、サステナブルに優れた建築物を表彰する「SB05Tokyo記念サステナブル建築・住宅賞」に引き続き、今回は戸建て住宅を対象に実施されたもの。
国土交通大臣賞に選ばれたのは(有)小泉アトリエメジロスタジオ設計による小泉邸(横浜市青葉区・施工:㈱アイガー産業)。閉鎖的な外壁を解消する巧みな開口部、充填断熱に外断熱を重ねた壁、床・壁・ガラス窓に設置した蓄熱体と床暖房の組み合わせ、雨水のトイレ・植栽への利用、断面の小さい多数の柱の利用、などが評価された。
このほか住宅金融公庫総裁賞には若葉デザイン一級建築士事務所設計・(有)杢創舎施工による内田邸(岩手県滝沢村)、(財)建築環境・省エネルギー機構理事長賞には、鎌田紀彦氏と(有)向田工務店設計・(有)向田工務店施工による阪邸(長野県辰野町)などが選ばれた。
表彰式は21日にKKRホテル東京(東京都千代田区)で行う。
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