アドブレイン・塚本浩史さんがブランディングを手がけた工務店の実例をもとに、ブランディングのポイントを解説します。第5回は数々の設計コンテストで上位入賞を誇る「暮らしの工房」(新潟県上越市)の事例です。(偶数月30日号に掲載)
会社紹介
暮らしの工房は、岡沢公成さんが主宰する、新潟県上越市のちいさな工務店。実は、「暮らしの工房」という社名は、前職の設計事務所時代に掲げていたブランド名で、そこから独立する際に譲り受けたもの。建築家・伊礼智さんの設計作法に共感し、住宅デザイン学校で学ばれた岡沢さんは、その想いの純度を高めた家づくりをするために「ひとり設計工務店」として独立。以来、その設計力を武器に、地元エリアで確実にファンを増やしてきた。
ブランディングのアウトライン
前述の通り、「暮らしの工房」は、前職時代にブランディングしたもの。その設計事務所スタッフ時代に社長に直談判して、このプロジェクトとして取り組んだ経緯があり、「言い出しっぺ」である岡沢さんの独立に際して、そのブランド名を譲り受けたという経緯があった。そのため・・・
この記事は新建ハウジング10月30日号6面(2024年10月30日発行)に掲載しています。
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