国土交通省が10月18日に公表した建設総合統計(2024年8月分)によると、8月の出来高総計は4兆8702億円となり前年同月比で1.8%の増加。このうち民間の出来高総計は2兆9224億円で同0.9%の増加となった。
民間総計の内訳は、建築が2兆9224億円で同0.9%増加。土木は5726億円で同1.0%減少した。建築のうち居住用は1兆3907億円(同0.2%減)、非居住用は9591億円(同3.7%増)だった。一方、前月比では居住用が3.7%増、非居住用は1.9%増となっている。
公共の出来高総計は1兆9478億円で前年同月比3.2%の増加。内訳は建築が4988億円(同11.8%増)、土木が1兆4490億円(同0.5%増)。建築のうち居住用は579億円(同4.6%増)、非居住用は4410億円(同12.9%増)だった。
「建設総合統計」は、国内の建設活動を出来高ベースで把握することを目的としたもの。「建築着工統計調査」と「建設工事受注動態統計調査」から得られる工事費額を着工ベースの金額としてとらえ、月ごとの工事出来高として推計している。
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