国土交通省は10月18日、本年度の主要建設資材需要見通しを公表した。主要建設資材6資材8品目のうち、セメント、生コンクリート、普通鉄鋼材が、前年度を上回るとの見通しを示した。
具体的には、セメント3500万トン(前年度比1.2%増)▽生コンクリート7100万㎥(同1.2%増)▽木材775万㎥(同1.6%減)▽アスファルト90万トン(同3.9%減)――の見通し。普通鋼鋼材は1700万トン(同1.1%増)で、うち形鋼が380万トン(同1.9%減)、小形棒鋼が610万トン(同1.4%減)。
なお、砕石は9600万㎥の見通し(骨材・砕石は「砕石等動態統計調査」が2019年で中止となったため、「骨材」の掲載をとりやめている)。
主要な建設資材の国内需要量は、「建設投資見通し」の建築と土木の項目ごとの投資見通し額と、建設資材ごとの原単位(工事費100万円当たりの建設資材需要量)を用いて推計している(建築補修〈改装・改修〉投資除く)。
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