ダイケン(大阪市)は、建築資材の運搬・揚重作業を効率化する「仮設足場用搬送システム ハンソーレール」を開発した。
工場・倉庫の出入口にある、重くて大きな扉を吊り下げて移動するためのレール部品「ハンガーレール」のトップメーカーである同社が、そのノウハウを応用して仮説足場向けに開発。
仮設足場の単管パイプにレール部品を取り付け、外装パネル、ALCパネル、石材、たて樋などを吊り下げることで、容易に水平搬送や上層階への揚重作業を行うことができる。
コンパクトな納まりのため、クレーンやフォークリフトで搬入・運搬作業ができない狭小現場にも対応し、部品の使い回しも可能。
耐荷重は、下層階で水平搬送のみ行う場合300kg以下、下層階から上層階に資材を揚重する場合250kg以下。
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