日本デザイン振興会(東京都港区)は10月16日、2024年度のグッドデザイン賞の受賞結果を発表した。今年度は、5773件の審査対象の中から1579件が「グッドデザイン賞」を受賞。この中には、特に優れたデザインとして高く評価された「グッドデザイン・ベスト100」の100件が含まれており、その中から「グッドデザイン金賞」20件を含む特別賞32件が選出された。そのほか、長年人々から支持され続けている「グッドデザイン・ロングライフデザイン賞」として12件が選ばれた。
グッドデザイン大賞は、金賞20件を対象にした審査委員・受賞者によるオンライン投票にて決定する。また、一般投票による「みんなの選んだグッドデザイン」を新設し、11月5日の受賞祝賀会において大賞と合わせて発表する。
住宅関連では、「障害者シェアハウス+シェア店舗 はちくりはうす」(ブルースタジオ、竹村眞紀、はちくりうす)、「集合住宅 天神町place」(寿企業、伊藤博之建築設計事務所)、「多世代共生の複合型福祉施設 深川えんみち」(聖救主福祉会、地域で育つ元気な子、JAMZA)が、グッドデザイン金賞に選出された。
各賞受賞作品はこちらから。
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