家電製品協会(東京都千代田区)は10月10日、同協会が運営するスマートハウスのプロフェッショナル育成資格制度「スマートマスター」の資格取得者が、2016年のスタート以来、累計で1万人を突破したと発表した。
スマートマスター資格制度では、家の構造・性能に関する知識、家電製品から住宅設備、エネルギーマネジメントまで、技術・商品の動向を理解し、さまざまな製品やサービスを組み合わせる横断的な知識で、消費者のニーズに合ったスマートハウス提案ができる「スマートハウスのプロフェッショナル」を認定する。9月に実施した第47回試験では、住宅、リフォーム関連、エネルギー、家電量販店、通信、教育機関(学生を含む)など幅広い分野から720人が受験し、うち347人が合格した。合格率は48.2%。
家電製品協会認定センターでは、スマートマスターのほか、家電製品アドバイザー(家電販売のプロフェッショナル育成制度)、家電製品エンジニア(家電技術のプロフェッショナル育成制度)の3つの資格制度を実施しており、今後も社会変化や新たな人材育成ニーズに応じて制度を充実していく考え。
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