3月2日、「HOUSE VISION 2013 TOKYO EXHIBITION」が開幕した。3月24日まで東京のゆりかもめ・青海駅前で「新しい住のカタチ」を具現化した展示を行うとともに、建築家やデザイナー、学者やアーティストなどによるトークセッションを開催する。
主催は、情報発信・研究のプラットフォーム「HOUSE VISION」(事務局:東京都中央区)。「新しい常識で都市に住もう」という理念を掲げ、デザイナーの原研哉氏(武蔵野美術大学教授、日本デザインセンター代表)を中心に立ち上がったプロジェクトで、2010年の誕生以来、建材設備メーカー、ハウスメーカーなどが参加し、研究会やシンポジウムを通じて活動を行ってきた。
今回のエキシビジョンでは、「新しい常識で家をつくろうー未来の産業ヴィジョンを可視化する」をコンセプトに、これまで活動に参加してきた企業が建築家・デザイナーとタッグを組み、新しい住のカタチを表現している。展覧会ディレクターは原研哉氏、会場構成は建築家の隈研吾氏が担当した。
展示会場にはふんだんに木材を使用。建物間も木のデッキで結んだ。
企業と建築家のコラボレーションは以下のとおり。
LIXIL×伊東豊雄氏
無印良品×坂茂氏
TOTO・YKKAP×成瀬友梨氏・猪熊純氏
ホンダ×藤本壮介氏
住友林業×杉本博司氏
蔦屋書店×東京R不動産
未来生活研究会×山本理顕氏・末光弘和氏・仲俊治氏
サントリーミドリエ×東信氏
3月1日のに開催されたプレス発表・内覧会は盛況で、ディレクターによる内覧ツアーも順番待ちが続いた。
HOUSE VISION 2013 TOKYO EXHIBITION
会期:3月2日(土)~3月24日(日)11:00〜20:00
会場:ゆりかもめ・青海駅前(東京都江東区青梅2−1)
料金:前売りチケット1500円、入場チケット1800円チケット(一般)
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