日本ウッドデザイン協会(東京都千代田区)は10月9日、応募総数366点の中から「ウッドデザイン賞2024」の受賞作品226点を決定した。
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今後、受賞作品の中から、木の活用のデザインを通じて、地域活性化や持続可能な森林経営、カーボンニュートラルへのシフトなど、社会課題の解決に貢献する最も優れた最優秀賞作品4点(農林水産大臣賞・経済産業大臣賞・国土交通大臣賞・環境大臣賞)を決定する。さらに「大阪・関西万博 特別賞(国際博覧会担当大臣賞)」として、「日本の木の文化・木のデザインを海外へ発信するにふさわしい、宿泊・飲食・体験施設、及びプロダクツ、活動等」を満たす優秀な作品も選出する。最終審査の結果は、11月11日に発表。表彰式は、12月4日に「エコプロ2024」(東京ビッグサイト)特設ステージにて開催。受賞作品の展示、記念セミナーも実施する予定。
今回、同協会は世界3大デザインアワードのひとつといわれるドイツの「iF DESIGN AWARD2025」と連携協定を締結。「ウッドデザイン賞2024」受賞作品が「iF DESIGN AWARD2025」にエントリーすると、特典が与えられる。
同賞は、木を使ってさまざまな社会課題を解決するモノ・コトを表彰し、国内外に発信するための顕彰制度。木を使うことで社会課題の解決を目指す活動を「ウッドデザイン」と定義し、木の良さや価値をデザインの力で再構築することを目的に、優れた建築・空間や製品、活動や仕組み、研究等を評価・表彰する。応募対象は、建築・空間分野、技術・建材分野、プロダクツ分野、コミュニケーション分野、調査・研究分野の5分野で構成。今回で10回目。
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