静岡木の家ネットワーク(事務局:静岡県浜松市)は10月5日、第1回削ろう会を開催した。同ネットワークの会員工務店各社に勤務する若い大工を中心に、静岡文化芸術大学の学生も加わってかんながけの腕を競った。優勝は橋本工務店(静岡県浜松市)の橋本陸さんで、新しいかんなの購入費用として8万円が贈呈された。
同ネットワークによる削ろう会は今回が初めてで、他社との交流が少なくなりがちな若い社員大工同士のつながりをつくるために開催したという。代表理事の村木幹直さん(村木建築工房社長)は「若い大工たちに、同じ世代の仲間がいることを認識してもらいつつ、優れた他社の大工の技能を見て、自分も腕を磨こうという意欲を持ってほしい」と話す。
また若手だけではなく、今は経営者の顔も持つベテラン勢も腕を振るった。大瀧建築(浜松市)の代表・大瀧健太さんは、こうした競技会への参加は初。「他社の大工たちとこうして集まる場はあまりなかった」といい、大工同士の競い合いを楽しんだ。
※より詳しい内容は、新建ハウジング10月20日号に掲載しています。
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