LIXIL(東京都品川区)は、中高層ビル用アルミサッシ「PRESEA(プレセア)-S」に、高い耐風圧性能、水密性能、断熱性能を備えた「高性能仕様」を追加して10月1日に発売した。
JIS規格の最高等級を上回る、国内最高水準の耐風圧性能4500Paと水密性1500Pa(FIX窓の場合)を実現し、超高層ビルのほか台風や大雨が懸念されるエリアの建物にも対応。
ガラス溝幅を46mm(引違い窓、片引き窓の場合)に拡大し、ガラスの中空層が広くとれるようになったことにより、断熱性の確保とともに、高強度・高遮音の厚板ガラスの装着が可能になった。
フレームは従来品(PRO-SE)に比べ約30%スリム化(ガラス溝幅36mm引き違い窓の場合)。召合せかまちの先端部を5mm小さくし、ゆるやかに細くすることで、スリムさが際立つデザインとした。
既存のガラス溝幅36mmのデザイン性を維持しながら高性能化させたため、建物の中高層階から超高層階の必要強度に応じて商品を使い分けても、統一感のある外観が可能になる。
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