住友林業(東京都千代田区)は、建材流通事業者向けソフト「JUCORE見積(ジュコアみつもり)」に、プレカット部材対応の新機能を追加した。
「JUCORE見積」は、物件情報、見積内容、受注見込、予算実績管理などのデータを一元管理し、建材流通業者の見積業務を効率化するクラウドサービスで、2023年9月から提供を開始している。大手建材メーカー23社が導入する見積共通フォーマットに対応しており、転記ミスや二重入力を防げるというメリットもある。
今回新たに、プレカット部材の見積作成機能を追加。プレカット部材は1本ごとに加工内容、用途、仕様が異なり、数百行に及ぶ見積書の作成と、混み入った確認が必要になる。
新機能では、材積・本数どちらでも原価・売価計算が可能で、プレカット部材用の帳票で出力することができる。
また、作成する見積書は、従来の横型帳票に加え縦型も選択できるようになった。サッシ用・木材用も選べ、取引先に合わせた書式で対応することができる。
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