タカミヤ(大阪市)は、地震による家屋の倒壊被害を軽減する「WUTEC-5.0」を発売した。
国土交通大臣認定の壁倍率4.8で、地震の揺れを吸収するスケーリング・フレーム(制振装置)。小さな揺れでは耐震、大きな揺れでは制振として機能する。
従来の「WUTEC-SF」と比べて強度を約2倍に高め、震度の大きさの違いに加え、異なる揺れの速さにも広範に対応できるとする。
また、1棟あたりの最小設置数が従来は4基だったが、新製品は2基に。部材がスリム化されたことで設置コストを大幅に低減することができる。
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