東京電力エナジーパートナー(東京都中央区)は9月30日、オール電化住宅向けの割引を今年度で廃止すると発表した。これにより月610キロワット時を使う標準的な家庭で、2025年4月の電気料金は966円高い2万1446円になる。
同社はオール電化に伴う電気料金負担の軽減に向け、毎月電力量に応じた料金部分の5%を値引きしていたが、省エネの進展などを理由に打ち切る。
このほか、電気温水器などに対する割安な深夜電力メニューの基本料金も引き上げる。使用量が月290キロワット時のケースでは1173円増となる。
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