ヒノキヤグループ(東京都千代田区)は10月3日、同社が展開する注文住宅ブランド「桧家住宅」および「パパまるハウス」の「長期保証制度」を改定したと発表した。保証期間を大幅に拡充し、10月契約以降の新築住宅に適用する。
従来の保証制度では、住宅品質確保法などに基づき、引き渡し時からの建物保証期間を構造躯体・不同沈下・防水が10年、防蟻を5年としており、以降は定期点検やメンテナンス工事によって10年ごとに延長。最長30年の保証を提供していた。
今回、項目ごとに初期保証の期間を検証し「長期保証制度」を改定。構造躯体・不同沈下は30年、防水は15年、防蟻は20年にするなど、長期間のアフターメンテナンスを提供。定期点検・メンテナンス工事を継続することで、最長60年保証も可能とした。対象項目の「設備」は、「パパまるハウス」のオプション対応。
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