インテグラル(茨城県つくば市)は、2025年4月に施行される改正建築基準法に対応するため、木造住宅設計ソフト「ホームズ君シリーズ」をバージョンアップして10月1日に発売する。
今回バージョンアップするのは、ホームズ君「構造EX」「耐震診断Pro」「省エネ診断エキスパート」「あっと簡単見積」「すまいのかんたんプレゼン」の5製品。
構造規定の主な改正項目である、仕様規定の壁量・柱の小径の改正に対応。
4号特例の見直しに伴い、新2号建築物(2階建て、延べ面積200㎡超の平屋)は構造関係規定の審査が必須になるが、ホームズ君で作成した計算書と図面を構造審査の際に添付することができる。計算書と図面は、審査がスムーズに行われるよう、指定確認検査機関等と協力してブラッシュアップした。
さらに、建築基準法適合判定の設計支援として、「建築基準法ナビ」(耐力壁自動配置)や「構造3Dビューア」(建築基準法モード)を追加する。
また、今回のホームズ君シリーズ5製品では、新たなライセンス認証方式としてネットワークキー方式を導入。購入時にUSBキー方式かネットワークキー方式のいずれかを選択する。従来バージョンからのアップグレードに伴うライセンス認証方式の変更は「ホームズ君すまいの安心フォーラム」の会員を対象に、10月15日から申し込み順に対応する。
ホームズ君「構造EX」Ver.5は17万6000円(税込)で、2025年1月6日からは価格改定により22万円(税込)。
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