国土交通省は9月25日、「建設労働需給調査結果」の8月分を発表した。全国の8職種の過不足率は1.2%の不足となり、7月と比べ0.8ポイント不足幅が縮小。前年同月(1.9%不足)比では0.7ポイント不足幅が縮小した。
職種別の状況では、2カ月連続で、すべての職種で「不足」となった。また、鉄筋工(建築)の過不足率について対前年の増加幅が大きくなっている(‐0.5%→1.6%)。一方、左官の過不足率は対前年の減少幅が大きくなっている(4.1%→1.6%)。
8職種の今後の労働者の確保に関する見通しについては、全国で「普通」となっている。
同調査は、2024年8月10~20日までの間の1日(日曜、休日を除く)を調査対象日として、1129店・社の手持現場4860カ所、一般工9515人を対象に調べたもの。
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