全国宅地建物取引業協会連合会(全宅連)が9月23日公表した「2024年住宅居住白書」によると、「今、不動産が買い時だと思う」との回答が23年調査より3.4ポイント増加。「買い時だと思わない」は2ポイント低下した。
「買い時だ」とした主な理由として、「今後、住宅ローンの金利が上昇しそう、今の金利が低い」(49.8%)、「住宅ローン減税など住宅取得の支援制度が充実している」(28.6%)、「不動産価値・価格が安定または上昇しそう」(17.1%)との回答が多く寄せられた。その一方で、「買い時と思わない」とした人からは、不動産価格下落への懸念や自身の収入の不安定さ、地震・水害など天災への心配が理由として上がっている。
同調査は、全国の20~65歳の男女を対象に住まいに関する意識を調査したもの。調査期間は24年8月、有効回答数は約5000人。
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