LIXIL(東京都品川区)は、システムバスルーム「リデア・リノビオV」の発売に伴い、浴室に関する調査を実施した。共働きで持ち家に住んでいる112人から「浴室での困りごと」を聞いたところ、「掃除が面倒」が最も多く(37.5%)、「水道光熱費が高い」(25.0%)、「収納スペースが足りない」(22.3%)と続いた。
浴室のお手入れ・掃除の頻度については、浴槽まわりは「毎日」(32.1%)が最多となり、次いで「2~3日に1回程度」(23.2%)となった。収納棚や鏡などの内装品は「2~3日に1回程度」(23.2%)、「1週間に1回程度」(20.5%)で、こまめに掃除をしている人が多いようだ。また、収納棚や鏡などの内装品の掃除にかける時間は、「10分未満」が63.9%と、スピーディーに仕上げる人が多いことがわかった。
浴室のお手入れをラクにするための工夫を尋ねたところ、「入浴後、水をふき取る、水気を切る」(35.7%)、「換気を徹底する」(35.7%)が最も多く、次いで「毎日のお風呂上りにサッと掃除する」(33.0%)となった。毎日少しずつ手入れを行うことで、カビや汚れの蓄積を防いでいるようだ。一方、第4位には「浮かせる・吊るす収納を実践している」(25.0%)と、収納によって水気を切る工夫も見られた。
同調査を実施したLIXILは、浴室の清掃をラクにする手段として「マグネットアイテム」の利用を勧める。調査の中で、マグネットアイテムについて尋ねたところ、7割以上が魅力を感じると回答した。
その魅力については、1位が「汚くなったら、新しいものに交換できる」(37.5%)、2位は「外してまる洗いできるので、掃除がラク」(36.6%)、3位は「自分に合った高さ・位置に自由に調節・コーディネートできる」(35.7%)だった。同社は、「浴槽では清掃面だけでなく、使い勝手や取り換えの手軽さが求められている」として、ライフスタイルに合わせて収納棚を増やしたり、自分好みの位置に設置できるマグネットアイテムの活用を提案している。
調査期間は2024年6月14日から16日。
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