アンドパッド(東京都千代田区)は9月26日、請求書受領から査定業務、書類の保管までを電子化する新サービス「ANDPAD請求管理」の提供を開始すると発表した。
建設業の商習慣に対応した請求管理サービスで、バックオフィス業務の効率化をサポートする。紙の請求書を電子化することで、オンラインでの査定が可能になるほか、工事・プロジェクト別・監督別に自動振り分けができ、郵送作業も不要になる。建設業特有の要件である出来高査定や相殺にも対応。個々の請求書に注文や工種を紐づけることが可能で、工事原価管理を正確かつ容易に行える。電子帳簿保存法にも対応し、業務負荷の大幅な低減を実現する。
同社は「ANDPAD受発注」で、法令に準拠した受発注・請求管理業務のDXを支援してきたが、電子化が難しい協力会社もあり、紙での発注・請求業務が継続する一面もあった。「ANDPAD請求管理」では、紙の請求書をデジタル化するとともに、請求管理業務をDXすることで大幅な効率化が図れるとする。
「ANDPAD請求管理」のリリースにあわせ、オンラインセミナー「建設業特有の要件に対応!ANDPAD請求管理で実現する請求査定業務のDX化」を開催。申し込んだ人に導入時の初期費用をキャンペーン価格で提供するリリース記念キャンペーンも実施する。
同社の建設業向けの電子受発注システム「ANDPAD受発注」は、流通総額(GMV)が、2年で614%と大きく成長している。
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