総務省が9月15日発表した「統計からみた我が国の高齢者」によると、65歳以上の就業者数は914万人で、20年連続で増加し過去最多となった。
産業別に10年前と比較すると「医療・福祉」が63万人増、「その他サービス業(建物サービス業、警備業など)」が38万人増、「卸売・小売業」が31万人増、「建設業」が28万人増となっており、その他の産業よりも増加幅が大きかった。「建設業」に従事する高齢者は2013年に53万人だったが、2023年には88万人に、建物サービス業などを含む「その他サービス業」では66万人から104万人に増えている。
全産業における65歳以上の就業者の割合は13.5%。就業者のおよそ7人に1人は65歳以上となっている。建設業で65歳以上の人が占める割合は、7月公表の労働力調査によると16.5%で、全産業平均よりさらに3ポイント高いことが分かる。
65歳以上の人口割合は世界一
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