帝国データバンクは6日、2007年1月の全国およそ2万社を対象に実施した調査をもとに景気動向指数を発表した。
発表によると、2007年1月の景気DIは44.8。前月と比べ0.7減少。減少は5カ月連続で、45ポイント割れは2005年8月以来1年5カ月ぶり。
帝国データの分析によると、”堅調な上場企業の業績や設備投資に支えられて”いるものの、”個人消費の回復遅れや素材価格の高止まり、公共工事削減などによる内需関連業界の景況感悪化”によって”業界間、規模間、地域間で格差を生じさせながら、全体としては弱含みの展開が続いている”という。
調査対象は全国2万207社の企業のうち有効回答企業は9529社。回答率47.2%。
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