ジャパンホームシールド(JHS、東京都墨田区)は9月19日、住宅事業者へ提供している建物品質保証をリニューアルし、新たに「建物サポートシステム」として提供すると発表した。
新サービスでは、雨漏りなどの事故発生時に、調査と原因特定をサポートする事故調査サポートを追加するほか、防蟻保証(20年間)・地震保証(10年間)、共同住宅への対応など各種オプションを拡充。雨漏りトラブルの早期解決と住宅事業者の人材不足をサポートする。
基本サービスも拡充し、サービス限度額を500万円から1000万円に引き上げた。サービス期間の開始時期を防水工事完了後に繰り上げることで、分譲住宅の販売期間中でも対応が可能とした。「建物サポートシステム」および各オプションサービスは、従来の地盤調査の申し込みと連動しており、専用のオンラインシステムからワンストップで登録・申し込みが可能。
近年、住宅業界では建物長期保証が重要視されており、特に新築住宅市場では品質保証の信頼性が顧客の購入決定に影響することから、今回建物保証サービスのリニューアルを実施した。
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