就活生、最も重視するのは「福利厚生」—大和ライフネクスト調査

賃貸マンション、リノベーションホテルの運営などを手がける大和ライフネクスト（東京都港区）は、就職活動中の学生400人（2025年3月卒業予定）を対象に「就職に関する調査」を実施した。それによると、企業選びにおいて重視していることの1位は「福利厚生が整っている」（44.3%）だった。2位は「給与の高さ」（39.8%）、3位は「職種に興味がある」（32.8%）となった。

また、企業選びで「一番重視していること」についての質問でも、「福利厚生が整っている」（18.3%）という回答が最も多く、業務内容よりも条件面を重視する学生が多いことがわかった。このことから同社では、福利厚生を充実させることは、採用活動において他社との差別化につながると指摘する。

企業の福利厚生の中で魅力的と感じるものは、1位が「休暇制度（病気休暇、リフレッシュ休暇、ボランティア休暇など）」（53.8%）、次いで「働き方（フレックスタイム制度、テレワークなど）」（50.8%）、「住宅（社宅、住宅手当など）」（37.5%）が続いた。

「会社が提供する社員寮に入りたいと思いますか」という設問に対しては、「入りたい」と「やや入りたい」の合計が50.0%、「入りたくない」と「やや入りたくない」の合計が50.0%でちょうど半々という結果となった。

実施期間は2024年7月18日～23日。

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