日本木造住宅産業協会(木住協、市川晃会長)は8月29日、2023年度の自主統計調査の結果を公表した。会員各社の住宅着工戸数は8万5719戸(前年比95.4%)で、うち戸建て住宅が7万9459戸(同92.8%)と8万戸の大台を割り込んだ。また戸建て住宅の81.5%に当たる6万4729戸が省エネ基準に適合。25年4月の建築物省エネ法改正に先行して適合を図る傾向が見られた。
日本全体における木造戸建て住宅の着工戸数に占める、同協会のシェアは20.5%。省エネ基準適合率は前年から3.4ポイント上昇。回答社418社のうち、114社は全棟が適合していた。一方で地域差も見られ、大部分の地域で80%を超えたものの、北陸(78.8%)や四国(67.4%)では低くなった。
太陽光発電搭載住宅は2万7089戸。ZEH(Nearly ZEH含む)は2万945戸で、戸建て住宅の26.4%に。戸数は前年比から落ち込んだものの・・・
この記事は新建ハウジング9月20日号6面(2024年9月20日発行)に掲載しています。
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