大東建託(東京都港区)は9月14~15日、外国人幹部候補の採用に向けウズベキスタンで面接を実施する。国立大学の学生の中から5人を採用し、給与や社宅の貸与など国内従業員と同じ雇用条件で迎え入れる。残業規制強化に伴う「2024年問題」を背景に、人手不足に拍車が掛かる中、優秀な外国人材を確保を進める。
同社が新卒社員として外国人を採用するのは初めて。採用決定後は日本語研修やビザ取得などをサポートする。来年4月から、日本人の新入社員と同様の研修を実施したのち、都内の3拠点で現場監督として従事する。最短で4年後に国家資格である1級建築施工管理技士の取得を目指す。
ウズベキスタンでは人口増加が激しい一方、働き口が足りていない現状がある。同社によると、ウズベキスタン人は労働意欲や技能習熟意欲が高い。日本で生活しやすい環境整備を支援することで、「即戦力として期待できる」としている。
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