外国人技能実習機構が9月2日に公表した2023年度の「技能実習制度に関する調査」によると、技能実習修了者の帰国後の就職状況について、「特定技能で戻る」と答えた人が21.2%で最多となった。建設職種では22.0%が「特定技能で日本に戻る」と答えている。「特定技能で戻る」と答えた人の割合(全産業の合計)は、2019年度は3.4%、20年度は2.9%、21年度は5.0%と低かったが、22年度には12.1%、23年度は前年の約2倍に増えている。
調査対象は、23年9月1日から24年1月31日までの間に帰国または帰国予定の技能実習修了生。ベトナム、中国、インドネシア、フィリピン、タイ国籍の7936人から回答を得た(回収率25.1%)。このうち建設は14.2%を占めている。
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