パナソニック ホームズ(大阪府豊中市)は、東京都が制定する「東京ゼロエミ住宅」新基準の最高ランク・水準Aを賃貸・賃貸併用の全住戸でクリアした多層階住宅「NEWビューノ」を9月5日に発売した。
東京ゼロエミ住宅は、環境性能基準が見直され、今年10月1日からは求められる性能レベルがより高くなる。最高ランクの水準Aの場合、UA値0.35以下、一次エネルギー消費量BEI0.55以下(戸建住宅)・0.60(集合住宅)が必要だ。
今回の「NEWビューノ」は、外壁厚を変えずに、従来よりも高性能な断熱材を採用することで断熱性能を向上。これにより補助金交付の要件を全住戸で満たすことができる。住宅性能表示制度における断熱性能等級6にも対応する。
また2025年4月から、延床面積2000平米未満の新築住宅で太陽光発電の設置が義務化されることを受けて、屋根全体に発電パネルの平置きができる架台を新たに導入する。
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