山長商店(和歌山県田辺市)の平割材専門の製材工場「YSS(YAMACHO SMART SAWMILL)」が板材としては国内初となる、機械等級区分構造用製材タイプAのJAS認定を取得した。これにより、住宅での垂木や筋違、さらには非住宅建築で使用する板材において、強度を表示した安心安全な木材製品を使用することができる。
YSSは、2021年にスギ平割専門の製材工場として新設。正角材と平角材を中心に製造する本社工場との二拠点体制で製材能力を強化している。当初、YSSでは集成材用のラミナを中心に製造する計画だったが、ウッドショックに伴う受注増に対応するべく、間柱をフル生産する体制が取られ、現在では間柱を主力製品とする無垢材工場として、年間1万5000立方メートルの原木消費能力を誇り、高まる国産材需要に対応している。
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