綿半ホールディングス(長野県飯田市)は9月6日、子会社の綿半建材(長野県松本市)を通じて、須江林産(長野県佐久市)の全株式を取得したと発表した。須江林産の代表取締役会長は、綿半ホールディングス代表取締役副社長の有賀博氏が兼任する。
須江林産は、森林の知識・ノウハウを活かした伐採・植林・下刈り・間伐などの林業経営を強みとしており、今回のグループ入りによって、綿半グループは素材丸太の生産から加工・施工・販売までの自社一貫体制を構築。森づくりへ参入することで、伐る・植える・育てる・使うの循環型林業を推進し、地域林業の発展と企業価値向上を目指すとしている。
1990年創業の須江林産は、民有林の整備・国有林の施業請負による立木の伐採、素材丸太・チップ用原木の販売を手掛けている。
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