埼玉県草加市の産業振興課は8月25日、企業参加型のスクール型実践プログラム「企業版リノベーションスクール@そうか」の活動の一環として、マテックス(東京都豊島区)、高中板金工業(埼玉県草加市)、テンシールド(同市)の3社の協力のもと、生活者向けに「窓リフォーム大相談会」を草加市役所で開催した。“断熱の地域産業化”を目指し、公民連携で草加市内の住宅・建築物全ての窓を断熱窓に改修することを目指す取り組みで、 個別相談会には20組32人が参加。窓リフォームに関するセミナーも実施した。
同プログラムでは、参加企業から提案された地域の経営課題を解決する事業を検討する。提案者は事業実現に向けて、企業と連携しながら事業化に臨む。参加企業のマテックスは、草加市内の住宅・建築物で全ての窓を断熱改修するプロジェクトを市に提案した。市が掲げるゼロカーボンシティの実現に向けて、市内の企業と協力して窓を断熱改修することが目標達成に向けた具体的な施策であると同時に、地域経済の循環にもつながると説明した。
提案者の事業統括本部住宅事業本部長・営業推進部部長の野見山修一さんは「『草加の“窓辺”から日本を変えていく』をテーマに、本業の『窓』を通じて草加市の社会課題を解決したい」と話す。
また・・・
この記事は新建ハウジング9月10日号4面(2024年9月10日発行)に掲載しています。
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