総務省統計局が8月30日に公表した2024年7月分の労働力調査(基本集計)によると、就業者数は6795万人で、前年同月比では23万人(0.3%)の増加となり、24カ月連続で増加となった。建設業は485万人で同11万人(2.3%)の増加。前月比では4万人の増加となっている。
男女別(全産業)では、男性は3722万人で9万人の増加。女性は3074万人で15万人の増加。建設業は、男性が395万人で同4万人(1.0%)の増加。女性は91万人で同8万人(9.6%)の増加となった。
建設業就業者の年齢別内訳は、15~19歳が3万人、20歳代が49万人、30歳代が78万人、40歳代が106万人、50歳代が121万人、60~64歳が47万人、65歳以上が80万人。20代・30代の合計と60歳以上の合計がほぼ同数となった。
月間就業日数は、全産業平均が20.1日、建設業は21.5日。月間就業時間は、全産業平均が156.9時間、建設業は174.7時間となり平均を17.8時間上回った。このうち技術者が197.9時間、その他の技術的職業従事者が158.9時間となっている。週間就業時間は、全産業平均が36.7時間であるのに対し、建設業は41.1時間となり、目安となる週40時間を超えた。
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