不動産情報サービスのアットホーム(東京都大田区)は8月30日、同社の不動産情報ネットワークで消費者向けに登録・公開された7月の首都圏中古マンションの価格動向を発表した。
首都圏全体の1戸あたりの平均価格は、前月比0.6%減の3873万円と3カ月ぶりに下落。全8エリアのうち、東京都下をのぞく7エリアが前月比マイナスまたは横ばいとなった。前年同月比は0.3%減と9カ月連続で下落した。
エリア別では、東京23区が前月比横ばいとなり、2023年6月以降の連続上昇が14カ月ぶりに止まった。前期比は、神奈川県他が1.2%減、千葉県西部が1.1%減と下落幅が1%を超え、全体的に下落が目立つ。埼玉県他は前期比が7カ月連続、前年同月比は11カ月連続で下落している。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。