国土交通省は8月26日、「建設労働需給調査結果」の7月分を発表した。全国の8職種の過不足率は2.0%の不足となり、6月と比べ1.0ポイント不足幅が拡大。前年同月(1.6%不足)比では0.4ポイント不足幅が拡大した。
職種別の状況では、3カ月ぶりにすべての職種で「不足」となった。また、前月に続き鉄筋工(土木)の過不足率について対前年の増加幅が大きくなっている(0.2%→4.5%)。一方、鉄筋工(建築)の過不足率は対前年の減少幅が大きくなっている(2.7%→1.9%)。
8職種の今後の労働者の確保に関する見通しについては、全国で「普通」となっている。
同調査は、2024年7月10~20日までの間の1日(日曜、休日を除く)を調査対象日として、1252店・社の手持現場4983カ所、一般工1万335人を対象に調べたもの。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。