住宅生産団体連合会(住団連)は8月23日、会員企業・団体の経営者を対象とした「経営者の住宅景況感調査」2024年度第2回調査結果(7月調査)を公表した。新設住宅着工戸数の予測は80.4万戸で、4月の前回調査より1.7万戸減少。内訳は持家22.0万戸(同0.8万戸減)、分譲住宅23.8万戸(同0.9万戸減)、賃貸住宅34.1万戸(同0.2万戸減)、給与住宅0.5万戸(増減なし)となっている。
24年度第1四半期の受注実績は、受注戸数は10ポイント減、受注金額は35ポイント増。戸数は12期連続でマイナスとなったが、金額は4期連続でプラスとなった。コメントでは「株価上昇の後押しもあり、戸建・賃貸とも高額帯の受注が堅調」「苦戦が続く戸建注文住宅のマイナス分を、好調な賃貸住宅や施設系でカバーする傾向」「資材高騰・人材不足の影響が大きい」などが見られた。一方、第2四半期の受注見通しは、受注戸数が15ポイント増、受注金額が30ポイント増で、戸数は2期連続でプラス、金額は5期連続でプラス予想となった。
分譲は“お得感”で大幅増
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