発泡スチロール協会(JEPSA、東京都千代田区)は、EPS(ビーズ法ポリスチレンフォーム)断熱材を用いた木外装材仕様の「EPS付加断熱工法」を提供している。これまでEPS断熱材を使用したことのない工務店でも施工できるとして、全国の工務店に提案する。
同工法は、2020年に木造軸組で外壁材に木板(厚15〜30、働き幅100〜240mm、縦張りまたは横張り)、付加断熱にEPS断熱材(厚20〜100mm)を用いた充填断熱併用の防火構造30分認定を取得。2022年には、枠組(2×4)工法でも防火構造30分認定を取得した。この防火構造認定により、木外壁への不燃処理等が不要となり、外壁の木質化が容易に。多様な外壁デザインも可能になる。地域産木材と各地方自治体の木材利用補助金を利用して、地元材の活用にも貢献できるとする。
認定番号:軸組PC030BE-3887(1)(2)、枠組PC030BE-4058(1)(2)。
資料請求は【「防火構造30分認定」EPS断熱建材】まで。
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