不動産流通推進センターは8月20日、全国の不動産情報を取り扱う指定流通機構(レインズ)の、7月分の活用状況を公表した。新規登録件数は34万5963件で前年同月比は4カ月連続でマイナス(2.1%減)。前月比では2カ月連続プラスの0.2%増となった。成約報告件数は4万6729件で前年同月比1.4%減で、15カ月ぶりにマイナスに転じた。前月比も3.0%減で前月のプラスから再びマイナスとなった。総登録件数は86万2008件で前年同月比は2カ月連続マイナスの0.8%減、前月比は1.0%増で4カ月連続プラスとなった。
売り物件の新規登録件数は12万5209件。前年同月比3.0%増で19カ月連続のプラス。前月比は1.6%増で2カ月連続プラスとなった。成約報告件数は1万6467件で前年同月比2.2%増で14カ月連続プラスとなったが、前月比は4.0%減でマイナスに転じた。総登録件数は41万8537件で前年同月比11.1%増の26カ月連続のプラス。前月比は0.5%増で4カ月連続のプラスとなった。
賃貸物件の新規登録件数は22万754件で前年同月比4.8%減で29カ月連続のマイナス。前月比は0.6%減でマイナスに転じた。成約報告件数は3万262件で前年同月比3.3%減の3カ月連続マイナス。前月比は2.4%減で再びマイナスに転じた。総登録件数は44万3471件で前年同月比9.9%減の23カ月連続のマイナス。前月比は1.4%増で4カ月連続プラスとなった。
新規登録売り物件の取引態様別では、売主が35.6%を占め、専任媒介が33.1%となった。成約報告売り物件の取引態様別では、専任媒介は55.4%、売主が16.5%を占めた。
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