経済調査会は8月20日、8月上旬に調査した主要資材の市況・価格推移を公表した。東京地区では米松平角材(KD)が、4.0m×10.5(12)×15~24cm特1等で、㎥当たり9万5000円で、前月比3000円値上がりした。東北(仙台)、北陸(新潟)、中国(広島)、九州(福岡)も前月比値上がり。先行きは、需要者側が材料手当てに消極的な姿勢を継続するとの見方が大勢の一方で、問屋側も採算面から価格維持に注力するとみられることから、横ばいの見通し。
東京地区ではそのほか、コンクリート型枠用合板は、国内需要の低迷を反映して市中に逼迫感はみられず、流通側の調達コストは高値圏で値上げの意向はあるものの、調達コスト増を販売価格に反映できず横ばい。無塗装品ラワン12×900×1800mmで枚当たり1820円と前月比変わらず。先行きも当面、横ばい推移の見通し。
杉正角材(KD)も、3.0m×10.5×10.5cm特1等で㎥当たり7万5000円と前月比変わらず。先行きも横ばい。ラワン合板も2類(タイプⅡ)2.5×910×1820mmF☆☆☆☆で枚当たり970円で前月比変わらず。先行きも横ばい。
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