内閣府が8月9日公表した「満足度・生活の質に関する調査報告書2024」(PDF)によると、生活満足度の平均は5.89で調査開始以降では最高となった。このうち住宅の満足度は5.66で、男女ともに昨年度の5.61から0.05ポイント上昇している。2019年との比較では0.1ポイントの上昇となった。
同調査は内閣府が毎年実施しているもので、国民の満足度(Well-being)を多面的に把握し、政策運営に生かすことが目的。調査では生活の中のさまざまな分野について、0~10点の自己評価を行っている。回答者は約1万人。
生活満足度を判断する際に重視した事項については、「家計と資産」(52.6%)、「健康状態」(52.6%)、「生活の楽しさ・面白さ」(37.6%)が上位に。「住宅」は19.7%で6位だった。
このうち住宅を「高評価」した人は14%、「重視かつ高評価」した人は11%、「重視」した人は6%。「重視かつ低評価」した人は3%、「低評価」した人は12%で、「重視かつ低評価」よりも「重視かつ高評価」した人の割合が高かった。
移動や結婚が満足度に影響
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