大阪ガスマーケティング(OGM、大阪市)は8月19日、新築住宅を販売する事業者向けの新サービス「住まいの安心サポート」を開始すると発表した。
同サービスでは、住宅のアフターサービスに必要なメニューをパッケージで提供。「標準パック」では、住宅引き渡し後10年間で、浴室や床下、外壁や屋根等の定期点検、エアコン等の設備クリーニングを実施する定期訪問サービスのほか、住まいの困りごとに対応する駆けつけサービスや、住宅関連データを閲覧できる居住者向けアプリを提供する。また、住宅設備の延長保証が可能な追加オプションも用意した。
入居者へのサービス提供は9月以降の予定。アフターサービスは、大阪ガス住宅設備の研修を受けた大阪ガスサービスチェーンの担当者が行う。
これまで同社は、「住空間と暮らしのパートナー」を目指し、エネルギーやガス機器の提案、住まいのトラブルに駆け付ける「住ミカタ・サービス」等の各種サービスを提供してきた。今回、住空間に関わる事業領域を拡大し、同社として初の新築戸建て住宅のアフターサービスの提供となる。新築戸建ての維持管理をサポートすることで、住宅事業者の課題解決と入居者の豊かな暮らしに貢献したいとする。
今後、2033年度までに累計約1万件の住宅でのサービス導入を目指す。また、追加メンテナンスサービスの提供や、獲得したノウハウを他の住宅関連事業で活用することも検討していく。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。